まめとビクターくん

日常

そうなんです。
良く突き落とされてるんです。

その昔、レコード屋さんの店頭にこのビクター犬が良く鎮座していました。
本物と同じぐらいの大きさでした。

動物好きのわたしは物心の付いた頃から、それを見るたびに
『かわいいなぁ~欲しいなぁ~』と思っていました。
横を歩いても、バスの中から見かけても、とにかく欲しくてたまらなかったのです。

その思いを声に出したことはなかったように思います。
『あれは売物じゃない・・手に入らない物』と考えると益々欲しくなったものです。

大人になってからでもその思いは変わらずで、繁華街を歩いている時にビクターの犬に出会うと
『あ~連れて帰りたい』
『盗んだら犯罪やしな』とバカな考えが頭をかすめていました。大人なのに( ;∀;)
今ならネットで検索をしたら簡単に手に入るのでしょうが、そんな時代ではなかったのです。

月日は流れ横浜時代、息子を幼稚園にお迎えに行って、大きなきれいな公園を通って帰るのですが、時折道中が一緒になるおかあさんにこの陶器のビクター犬を頂いたのです。
話しの流れは覚えていないのですが、おそらくこどもの頃から欲しくてたまらなかったというエピソードを披露したのでしょう。
そのおかあさんが
「え⁈それなら大きくはないけど家にあるよ。あげるよ。」とくださったのです。
もちろんお断りはしたのですが、
「我が家にあっても仕方ないし、そんなに好きならもらって欲しい」と持ってきてくれたのです。

そして念願のビクターくんがわたしの元にやってきたのです。

小首をかしげるビクターの犬。かわいいです

2023.8.15(火) 台風
同じ職場のTさんに聞いた話です。

小学生と保育園児がいるTさん。夏休みに入ってこども達を市民プールに連れて行くのに、先にマンションの駐車場へ下りて行かれた旦那さんのあとを追って自分も駐車場へ。

そこで同じ駐車場に車を停めている近所のおじいさんに出会ったそうです。
いつも運転が少し危なっかしいな・・と思っていたそうです。

その日はそれが現実に・・
あろうことかおじいさん車を発進させてそのまま前の壁にぶち当てたのです。
Tさんの旦那さんが走り寄って、運転席のおじいさんに
「とりあえずバックギアーにいれましょうか」と声をかけると、なんとワイパーが動く。
おまけにブレーキとアクセルを踏み間違えてそれ以上前に進めない壁に突き進む状態。
「エンジン切りましょう」と促すと又々ワイパーが動く。

それでも何とかかんとかその場を脱出できたおじいさん。
時間が急いていたのか車を降りることもなく危なっかしいハンドルさばきで駐車場を出て行かれたそうです。

Tさん夫妻「こういうのは自分達が警察に言うの違うしなぁ~。本人でないと・・」と困ったそうですが、市民プールの駐車場はすぐいっぱいになるので自分達も慌てて出発したそうです。

ここまで聞いたわたし達もあまりの出来事に怖くなり、
「そのおじいさんその後事故起こしてはらへんかなぁ?」と口々にしゃべっていたらTさんが、
「実はこの話しにはオチがあるんです」

へっ??オチ⁈ってことはその後おじいさんがどこかで大事故起こしてたとかじゃないよね?
事故をオチとは言わへんもんな。
で、話しの続きを聞きました。

家族で市民プールへ出発したTさん一家、駐車場も空いていて無事プールに到着しました。
そしていざプールサイドへ。
そこで夫妻が目にしたのは・・・

なんと
そこにいた監視員が
さっきのおじいさんだったのです‼!!(‘Д’)

大丈夫か?○○市市民プール!
監視員それで良いのか(>_<)





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