いたずらはほどほどに

日常

復讐やと思うよ。

2023.1.15(日)くもりのち雨
わたしの勤めている会社の前に信号機があるのですが、そこに出没する少年のお話しです。
会社でも見たことはあるという人は沢山いて、話しにだけは聞いていました。

昨日の夕方
「今、あの男の子来てるよ!」という声を聞いて、目撃したことのないわたしと別の事務員さんで下の道路が見える窓際へ!
いました!いました!
昨日は比較的気温は高めでしたが、それでも冬のさ中、白の長袖Tシャツ姿にスマホを構える12、3歳ぐらいの男の子。細身の真面目そうな子です。(いつもは二人組らしいです)

彼の目的は10tダンプです。
三叉路の交差点でやってくるダンプに笑顔で手を振り、それをスマホのカメラで追います。
おそらく動画だと思います。
撮ってはチェックをして次のダンプを待ちます。
夕方の時間帯、次から次へとダンプはやってきます。

「〇〇興業」のダンプも
「△△建設」のダンプも
「××組」のダンプも

彼の目の前を通り過ぎる時には、大型車特有の「ホァンホァン」というクラクションを鳴らして、手を振る少年に応えてあげています。

席に戻ってもひっきりなしにクラクションが聞こえてきます。
今まで、クラクション音をあまり気にしたことがありませんでしたが、例え耳に付いたとしてもそれは、どちらかというと迷惑な音の部類だったものが、昨日は温かいBGMのように聞こえ、少し愉快な気持で仕事ができました。

気が付けばクラクションの音が聞こえなくなり、もう一度窓際まで行くと外は一層薄暗くなり、ダンプ少年の姿もなくなっていました。

ちなみに同じような大きさなのに、タンクローリー車はスルーだそうです。ローリーの運転手さんが言ってました(笑)


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