おやゆびまめ

日常

アンデルセンやグリムやイソップやら、こどもの頃よく読みました。
気に入ったものは何度も何度も繰り返し読みましたが、不思議と飽きることはありませんでした。
年代が進むにつれ、読む本も少しずつ変わってきましたが、一番心に残っている作品があります。

日本の作家さんで、新見南吉さんの「百姓の足坊さんの足」です。
家にあった新見南吉全集は挿絵も版画風でなんとも言えない情景を醸し出していました。なので余計に印象深いのかもしれません。

お坊さんも、お百姓さんも最期は亡くなってしまいます。
二人はあの世へと導かれていきます。その二人の道中がクライマックスです。

今は本好きの高校時代のお友達が、読み終わった本を惜しげもなく私にくれます。
自分で選ぶと偏りがちになりますが、色々な作家さんに出会えて「意外とおもしろい!」となったりします。

感謝です。ありがとう。

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