そして知らないおじさんに怒られる
別府に住んでいた当時、仕事から帰れば犬の散歩、そのあと順番待ちをしている猫の散歩。
これがなかなかしんどいのですが、猫だって散歩のシステムを覚えてしまえば犬同様出掛けるまでは容赦をしてくれません。特にぶちは押しの強い猫ですから、にゃぁ~にゃ~要求をしてきます。
ぶちのお気に入りの場所は家のすぐそばの雑草の生えた空き地です。
ある日いつも通りぶちをリードで繋いでその空き地で遊ばせていたところ、マルチーズを連れたおじさんが向こうから歩いて来られました。そしてぶちと私の横を2、3歩通り過ぎた時、まるでコントのようにこちらを二度見したおじさん。
「あんた!それ猫やねーかっ!!」
『わたし犬連れてますなんてひとことも言ってないやん』と心の中でつぶやきつつも、にっこり笑って「そうです猫ですよ(^◇^)」と返事をしたのですが、おじさんそれには答えず歩みを進めながらこちらを振り向き振り向き「猫の散歩?聞いたことねーわ、あきれるっちゃ・・びっくりするやねーか・・」とブツブツ文句を言いながら去って行きました。
今度もし会って、同じこと言われたら
「あっ、これですか?犬です」
と答えようと心に決めました。

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