猫旅・清水寺

京都に住んではいますが、こどもの頃からわざわざ京都の観光名所へ遊びに行くことはほとんどありません。なので遠方から知り合いが訪ねて来てくれても「さぁ困った」となる訳です。
なので客人のリクエスト通りの場所へ連れて行ってあげます。
別府から京都に戻って4～5年は、次から次へと知り合いが遊びに来てくれたので、姉が「別府のどこかに『京都に行けば〇〇さんが観光案内してくれます』って張り紙がしてあるんと違う？」と少し呆れていたぐらいです。
娘のマーチングバンドの大会が関西であるからとか、親戚のお墓が京都なのでとか、息子が京都の大学に入学したからとか、好きなバンドのライブが大阪で開催されたとか、理由は様々ですが、
私を思い出して会いに来てくださるのは有り難く嬉しいものです。もちろん純粋に京都観光の方もおられます。
お客様のリクエストで一番多いのはやはり清水寺なのですが、私はその案内で生まれて初めて清水寺を拝観しました。「へぇ～これが清水の舞台かぁ」とおよそ京都人らしからぬつぶやきが出たのを覚えています。お客様の方は大概「修学旅行以来だから何年ぶりだろう？」です(笑)
他にも、嵐山・金閣寺・太秦映画村・鷹峯の源光庵・東福寺、宇治の平等院などなど・・方々行きましたが、間違いなく感嘆してもらえるのが東山の三十三間堂です。なので、三十三間堂に限って言えば10回近く行っております。無数並んでおられる仏様の微妙な表情の違いも見分けられるようになってきました(笑)
コロナが終息した暁には、是非拝観を・・。